きょうの通勤の友: pat metheny - one quiet night

てことで今日の CD Walkmanの中身は、パット・メセニーの新譜 one quiet night でした。

ソロ・ギターでの録音ということで、僕は音数少なだった「ミズーリの空高く」beyond the Missouri Skyみたいな感じを期待してました。1997年のこのアルバムは大好きだったので。

ですが、いざ聴いてみると、すごく生々しいんですよ。ヘッドフォーンで聴いてるからってのもあるかなあ。そこへいくと Missouri Skyのほうは非常にひそやかで、少し甘くもある。

なので最初はちょっと期待とは違うかなという印象でしたが、何度かぼんやり聴いてるうちに、これはこれで良いなと。

ギター＋ベースのデュオ作だった Missouri Skyと違い、本作ではわりと自分自身の気の向くままに弾いちゃってる雰囲気で、だから聴いていてもこれからどう来るのかというスリルがあって。

マイク 1本で撮ったというバリトン・ギターの音色は、低く深く豊かで、ときにストイックな雰囲気もあるけれど、でも耳に優しく響きます。

まだ良くは聴きこんでいないけど、聴き込むうちに良くなるタイプのアルバムであるような気がします。