写真展「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ 第2部 わが祖国 1918-1961」東京都写真美術館

8/30 からはじまった 3部構成の第2部、日曜に行ってきた。第1部は見逃したけど、これだけ見てもかなりの見応え。


http://www.syabi.com/details/america.html#part2


企画の意図からか特定の写真家の名前が展示会のタイトルに出てないけど、スティーグリッツにはじまりアンセル・アダムズ、ロバート・キャパユージン・スミス、リチャード・アヴェドン... ときてロバート・フランクあたりで終わるという、めっちゃ豪華な顔ぶれ。そのぶん超メジャーな写真家でも作品は数点づつって感じなんだけど、それぞれ1点1点が実に濃いっす。アメリカという国家に関しては好きとか嫌いとかいろいろありましょうが、単純にこれらの写真家の代表作を見に来るってだけでも充分に楽しめるというか、そういうかなりお得な展示会なのではないかと。


個人的な感想は後で書くかもしれないけど、とりあえずアンセル・アダムズのプリントが美しすぎ。言われ尽くし書かれ尽くしてるんだろうけど、やっぱり初めてプリント見た人としてはそう言わずにいられない。まず冬の嵐に目を奪われたけど、お墓のむこうに月が出てるやつ(ニューメキシコか)。あれは神秘だ。スゲー。


途中で館内のガイドツアーに参加したので、後半はちょっと駆け足気味でざっと見た感じ。収蔵展なので友の会会員の自分は行きさえすれば見せてもらえるので、第2部のうちにもう一度見に来るかも。